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NAVERブログに載るとはどういうことか — 韓国人観光客が「후쿠오카 맛집」で検索したとき、お店はどこに出るのか

公開 2026年10月28日 · 文:CUCUOKA運営者(2016年から福岡在住)

NAVERで「후쿠오카 나카스 라멘(福岡 中洲 ラーメン)」と検索した画面。ブログ記事が写真付きで表示されている

「NAVERブログに載る」とは、韓国の検索サイトNAVERで韓国人が「후쿠오카 맛집(福岡 おいしい店)」と検索したとき、検索結果の上のほうに自分のお店を紹介したブログ記事が出る状態のことです。お店の公式サイトでも、Googleマップでもなく、ブログ記事です。

日本のお店が自分でできることは意外と少なく、近道は「書く側」ではなく「書かれる側」になることです。この記事では、福岡の韓国語旅行サイトCUCUOKAの運営者(韓国人、2016年から福岡在住)が、NAVERの実際の検索画面と、自分のサイトの計測データを使って、NAVERブログに載るとは何か、どうすれば載るのかを説明します。

この記事の要点

  • NAVERの検索結果は「サイト一覧」ではなく、ブログ・地図・動画などの**領域(タブ)**に分かれていて、お店探しではブログ領域が上に来る
  • 韓国語のサイトを持っていても、NAVERでは表示されてもクリックされない(当サイト実測:表示1万3,000〜1万6,000回でクリック率0.2〜1.7%)
  • 日本のお店は、NAVERの店舗管理(スマートプレイス)に自分で登録できない
  • 載る方法は3つ:自社運用・ブロガー来店・韓国語旅行サイトの記事+そのサイトのNAVERブログ
  • ブログ記事は入口、営業時間や地図などの詳細は韓国語ページで受ける、が続く形

「후쿠오카 맛집」で検索すると何が出るか:画面で見るNAVER

上の画像は、NAVERのスマートフォン版で「후쿠오카 나카스 라멘(福岡 中洲 ラーメン)」と検索した画面です(2026年10月28日)。検索窓の下に「AI・ブログ・カフェ・クリップ・画像…」とタブが並び、本文もタブごとの領域で構成されています。Googleのように「サイトの一覧」が並ぶのではありません。

旅行やお店探しの検索では、ブログ記事の領域が大きな面積を占めます。 写真付きで記事の冒頭が表示され、韓国人はここで「実際に行った人がどう書いているか」を読み比べて店を決めます。星の数より「どれだけ語られているか」を見る、と言われるのはこのためです。

NAVER検索結果の下のほうに出た、韓国語サイトCUCUOKAのページ。店舗紹介ページの見出しと、サイト内の他ページへのリンクが並ぶ

同じ検索をさらに下へ送ると、当サイト(cucuoka.com)の店舗紹介ページも出てきます。出ることは出ますが、ブログ記事よりずっと下です。

韓国語のサイトがあっても、NAVERでは読まれない:実測

「韓国語のホームページを作ればNAVERに出るのでは」とよく聞かれます。出ることは出ます。ただ、クリックされません。 当サイトのNAVERサーチアドバイザー(NAVER版のSearch Console)の数字です。

当サイトのページNAVERでの表示回数(30日)クリッククリック率
福岡の地図ページ13,068回226回1.7%
イベント一覧13,704回176回1.3%
ガチャショップ地図13,290回41回0.3%
天気ページ16,588回34回0.2%

2026年9月12日〜10月11日、NAVERサーチアドバイザー。

同じサイトがGoogleからは90日で9,433セッションの流入があります。つまり、韓国語のサイトはGoogleでは読まれ、NAVERでは「出るが押されない」。NAVERの中で読まれるのは、NAVER自身のブログ記事です。だから韓国語サイトとは別に、NAVERブログの記事が必要になります。

日本のお店が自分でできること・できないこと

やりたいこと自分でできるか補足
NAVERマップに店舗登録(スマートプレイス)✕韓国の事業者登録が前提で、日本の店は実務上登録できない。日本の飲食店の地図情報は食べログ連携で出る
NAVERブログを自分で開設して書く△韓国の携帯番号・本人確認でつまずきやすい。日本語で書いても韓国語検索には出ない
来店した韓国人にレビューを書いてもらう○店内の韓国語の一言、写真が撮りやすい席、Googleマップのレビュー導線
韓国語の旅行サイト・ブログに紹介してもらう○記事は相手が書く。お店は取材対応と最新情報の提供
韓国人ブロガー・インフルエンサーに来てもらう○対価がある場合、韓国の法律で「광고(広告)」「협찬(協賛)」の明記が必要

自力でブログを運用する場合の現実も書いておきます。1本書いただけでは読まれません。NAVERは継続して書いているブログの記事を上に出す傾向があるので、新しいアカウントの1本目は検索の下のほうに沈みます。韓国語で、月に何本も、営業の合間に書き続けるのは、ほとんどのお店にとって現実的ではありません。

載る方法は3つ:自社運用・ブロガー来店・韓国語サイトの記事

方法手間読まれ方続くか
自社でNAVERブログを運用大きい(韓国語・継続)店の発信なので「広告」として読まれやすい書き続ける体制があれば
韓国人ブロガーの来店記事当日の対応のみ第三者の体験として読まれる1回につき1本。情報が古くなっても残る
韓国語旅行サイトの記事+そのサイトのNAVERブログ取材対応と情報提供ブログ記事は入口、詳細はサイトの韓国語ページサイト側が営業時間・メニューを更新し続ける

3つ目がCUCUOKAのやり方です。お店の韓国語紹介ページを当サイトに作り、同じ内容をNAVERブログにも「入口」として書きます。NAVERで記事を見つけた人は、営業時間・行き方・予約の可否をサイトのページで確認し、そこからGoogleマップを開く。この流れは韓国人観光客がお店を探す4つの段階で書いた「旅行前 → 出発直前 → 現地」と同じです。

営業時間や価格が変わったときは、サイトのページだけ直せば済みます。ブログ記事1本で終わる方法との差は、ここに出ます。

CUCUOKAのNAVERブログはこう動いている

CUCUOKAのNAVERブログの記事。福岡・中洲のラーメン店「麺屋 一矢」を韓国語で紹介した記事の冒頭

当サイトのNAVERブログ記事の例。冒頭の画像がそのまま検索結果のサムネイルになります。記事の最後にサイトの店舗紹介ページへのリンクを置いています。

  • NAVERブログは2026年10月14日から毎日2本ずつ予約投稿し、10月28日時点で77本
  • NAVERから当サイトへの流入:90日で4,258セッション(Google 9,433、Threads 7,067、X 3,848に次ぐ)
  • 店舗紹介ページ13本を読んだ665人のうち、NAVER検索から90人、NAVERブログから22人

ブログ記事だけでは、営業時間が変わった瞬間に古い情報が残ります。韓国語ページだけでは、NAVERで見つかりません。両方をつないで動かしているのがCUCUOKAです。お店の韓国語ページの作成とNAVERブログへの掲載については、サービスの案内(日本語)にまとめています。

この数字はどう測ったか

  • NAVERの数値:NAVERサーチアドバイザー、2026年9月12日〜10月11日の30日間。表示回数とクリックはNAVERが提供する値をそのまま使っています。
  • サイトの流入:Googleアナリティクス、2026年7月30日〜10月27日の90日間。
  • 検索画面:2026年10月28日、NAVERスマートフォン版で「후쿠오카 나카스 라멘」を検索したものを、第三者の名前が写る部分をぼかして掲載しています。
  • 限界:当サイト1つの数値です。業種やエリアが違えばNAVERでの見え方も変わります。NAVERの検索順位の仕組みは公開されていないため、この記事では仕組みの推測は書いていません。

よくある質問

日本のお店が自分でNAVERブログを開設できますか?
開設自体は可能ですが、韓国の携帯番号や本人確認が求められる段階でつまずくことが多く、日本語で書いた記事は韓国語の検索に出ません。韓国語で、しかも継続して書く体制がないと、開設しただけで読まれない状態になります。
韓国のブロガーに1回来てもらえば十分ですか?
1回の来店で書かれる記事は1本で、その時点の営業時間・メニュー・価格のまま残ります。情報が変わっても記事は更新されません。検索で見つかり続けるには、記事が複数あることと、最新情報を載せた韓国語ページへ記事からつながっていることの両方が要ります。
食べログに登録していればNAVERに出ますか?
NAVERマップの日本の飲食店情報は食べログとの連携で表示されるため、地図上の基本情報はそこから出ます。ただし「후쿠오카 맛집」のような検索でまず読まれるのはブログ記事の領域で、地図の情報とは別です。両方そろって初めて、探す段階と確認する段階の両方に届きます。

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